日本で認可されていない避妊法
デポ・プロべラ
避妊の仕組み
プロゲストーゲン単独避妊法。
150mg筋肉注射を1回すると、3ヵ月間非常に高い避妊効果が維持されます。
実際 微量のホルモン注射を継続して体内に取り込むことにより排卵を抑制します。
排卵の抑制(半分くらいになる)、子宮頸管粘液の濃度を上げて精子の子宮内への進入を防ぐ、などのメカニズムで妊娠を防ぎます。
成功率
99.7%
実施者
女性
利点
エストロゲン(卵胞ホルモン)が入っていないため、35歳以上の喫煙者や授乳中の女性など、エストロゲンを摂取できない女性も使うことができまず。月経量が減り、月経痛の軽減などの効果があり、子宮癌、卵巣癌のリスクが減り、子宮内膜症の痛みの軽減に役立ちます。
また、他の薬剤の使用によって効果が下がることがないのも利点です。
欠点 3ヶ月ごとに忘れず注射をしにクリニックに行く必要があります。
注射した当初はホルモン濃度が高くなり、だんだん低くなります。
不正出血などの副作用(下記参照)があります。
副効用はありません。
性感染症を防ぐことはできません。
妊娠したい場合、いったん注射した場合は有効性が終わるまで待たなくてはなりません。
非常に長く使っている場合は、骨密度が低下する可能性があります。
また、デポ・プロベラの特徴として、高密度リポ蛋白(HDL)の血中レベルがかなり下がることが知られているので、高脂血症の素因のある女性はノルプラントのほうが適しています
(ノルプラントではHDLは低下しません)。
留意すべきこと
大きな副作用を伴います
不正出血、無月経、頭痛、吐き気、体重増加、さらに、もともとホルモンを使う避妊法には循環器系、肝臓あるいは乳がんなどの疾患など禁忌事項があって、定期的な健康チェックはかかせません。
実際これらの避妊法は人口過剰といわれる途上国の女性に十分な説明も無く使われたり、そうでない国では多産に悩む貧困層の女性にある種の強制力を持って使われたりして、問題となっています。